- 猫種:キジトラの雑種♂(名前:ちび)
- 病気の名前:胃腸炎・血便
- 病気になった時の年齢:生後5カ月
- 利用していたキャットフード:アイムス
突然猫ちゃんが血便を出した!
うちでは猫をオスとメス、1匹ずつ飼っているのですが、病気のしやすさでいうと断然オスのほうが多いんです。
彼らはお母さん猫が一緒の兄弟なのですが、メスのほうは丈夫で、病気らしい病気をしたことはありません。
その代わりオスのほうはちょこちょこと具合が悪くなって、そのたびにひやりとさせられます。
オスのちびが具合が悪くなった中で一番びっくりしたのは、生後5カ月のとき「うんちに血が混ざったとき」です。
猫ちゃんが始めて血便を出したので狼狽した!
軟便が続いたときがあり、トイレまでもたなかったのか、カーテンに粗相してしまったのですが、そのうんちに血がついていたのです。
とても驚いたのですが、ごく少量だったので何かの間違いかな?と、最初は思いました。
でも、そのあともやっぱり赤いものが…。
これはやっぱり血だ、どうしよう、うんちに血が混ざるなんて、大変な病気に違いないと思い込み、真っ青になってかかりつけの獣医さんのところに行きました。
病院での診断はキャットフードの「食べ過ぎ」
すると、先生の言葉は「食べすぎですね」でした。その診断を聞いた時は「え?それだけ?」と驚きました。
確かにちびは食い意地がはっていて、キャットフードもまず、お姉ちゃん猫のえさを自分のものにしてしまっていました。
さらに、それを食べてから自分のぶんにとりかかるほどだったのです。
朝は6時前からおなかがすいた、えさをくれ!と言わんばかりに悲壮な声で鳴いてねだっていました。
猫の血便はそれほど珍しくはない!
下痢になってからもえさを出すと食べていたので、食べすぎだとは気づいてやれませんでした。
そう言われれば、キャットフードを見て「どうしようかな」と一瞬考えていたようではありましたが…。
うちでは犬を飼ったことはあったのですが、猫は初めてで猫の病気もよく知らず、血便といったら人間だったらまず大きな病気じゃないかという考えで、すごく驚いてしまいました。
猫は食べすぎ程度のことで便に血が混じるんですね。少しほっとしました。
適量のキャットフードで健康を回復!
病院では飲み薬をいただいて、わりとすぐに効いてよくなったので、ひと安心しました。
それ以来、キャットフードの量は計量カップで量って与えるようにしたり、お姉ちゃん猫とは別々に与えるようにしたりして食べさせすぎないように心がけました。
ちびの食べることに対する執着は、成長するにつれて少しずつ落ち着いたらしく、6才の今はお姉ちゃん猫と一緒に食べるときも、自分の皿が空になってからお姉ちゃんの分に手を出しにいく、というふうになりました。
もっともっとと欲しがればあげたくなるのが飼い主の心情ですが、気をつけていないと限界を超えて食べそうなちびなので、いつも適量を心がけています。
猫ちゃんがいきなり血便を出したら驚く人は多いと思います。人間だったら、血便は危険な病気の兆候である可能性が高いですからね。
ですが、猫ちゃんは胃腸が人間とくらべて弱いので、比較的軽度な症状であっても血便が出ることがあります。
例えば、今回の体験談のように「食べ過ぎ」なんかでも血便が出ることがあります。
もちろん、すべての血便が軽度な症状のものであるというわけではないので注意をすることは大切です。
うんちの状態以外もしっかりと観察して、様子がおかしければ病院に行くようにしましょう。
また、猫ちゃんはキャットフードを与えた分食べてしまうので、飼い主側でしっかりと量を調節してあげることが大切ですね。
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