サイエンスダイエット・プロ(猫用)を原材料や口コミ・評判から徹底評価!

大人気ペットフードブランド「サイエンスダイエット」の上位のプレミアムキャットフードとして製造販売されている「サイエンスダイエットPRO(プロ)

サイエンスダイエットより価格は若干高いものの、猫ちゃんの健康を重要視する飼い主さんに多く愛用されているキャットフードです。

人気が高くユーザーも非常に多いプレミアムキャットフードのサイエンスダイエットプロですが、本当に良い製品であるといえるのでしょうか?

今回の記事では、キャットフード「サイエンスダイエットプロ」を原材料や口コミなどから徹底的に評価をしていきます(この記事では「健康ガード 腎臓・心臓 7歳~ 」の原材料や口コミを参考にしています)

キャットフード「サイエンスダイエットPRO(プロ)」の基本データ

参考価格 4,299円(amazon価格参照)
内容量 3,000g
生産国 アメリカ
肉類 ×(チキン、チキンエキス)
穀類 ×(小麦、コーングルテン、米)
合成着色料 ◯(不使用)
酸化防止剤 ◯(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物等)
総合評価 ★★☆☆☆(12pt/25pt満点中)

キャットフード「サイエンスダイエットプロ」の基本情報は上のようになっています。

サイエンスダイエットプロは「天然素材を使って、一粒一粒に栄養とおいしさを凝縮」というキャッチコピーで販売されています。

公式サイトによれば「高品質のチキンや野菜、フルーツなどの天然素材と50種類以上の栄養素でペットの健康がサポートできるように作られている」ということです。

サイエンスダイエットプロには様々な種類があり、今回例に出した健康ガード「腎臓・心臓」以外にも「発育」「避妊・去勢」「活力」「便通・毛玉」「体重管理」「脳」「関節」「アクティブシニア」などの製品があり、多種多様な状況に合わせて適切な商品を選択できるようになっています。

合成着色料は不使用で酸化防止剤も比較的安全なものを使っているなど評価する点はありますが、一方で主原料は穀類であるというような難点もあります。

価格も若干高いですしプレミアムキャットフードとしてのコスパはイマイチであるような印象を受けます。

キャットフード「サイエンスダイエットPRO(プロ)」の原材料を評価!

「サイエンスダイエットプロ」の原材料を見ていきましょう!猫ちゃんにとって良くないと思われる原材料は赤文字で記載してあります。

また赤字表示した原材料については個別に解説をしていきます。

小麦コーングルテン、動物性油脂、、チキン、チキンエキスビートパルプ、魚油、オート麦ファイバー、リンゴ、ブロッコリー、ニンジン、クランベリー、エンドウマメ、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

赤字の原材料がいくつか見られますね(赤字は注意が必要な原材料です)

ここで赤字にした原材料については、それぞれ何故注意が必要なのかということを簡単に解説していきます。

小麦、コーングルテン、米

サイエンスダイエットプロの主原料である小麦、コーングルテンは穀類系の原材料であり、肉食動物の猫ちゃんにはあまり良い成分ではありません。

特に小麦やコーングルテン(とうもろこし)は猫ちゃんがアレルギーを起こしやすい原材料なので注意が必要です。

猫ちゃんにとって大切なのは動物性たんぱく質がしっかりと摂取できるキャットフードなので、穀類メインのキャットフードは猫ちゃんの食性には向きません。

チキンエキス

「〇〇エキス」というような家禽系原材料は動物のどの分が使用されているのか不明なので注意が必要と言えます。

例えば、コストダウンのために本来なら食用でないような部位(皮や骨や内臓)などの栄養価の低い部位が利用されている可能性があります。

同じような表記に「〇〇ミール」というものがありますが、こういった原材料は栄養価が低い可能性があるので原材料で見かけたら注意をするようにしましょう!

ビートパルプ

ビートパルプはビート(サトウダイコン)から製造される原材料で、簡単に言うとビートの搾りかすのようなものです。

これは食物繊維を摂取できるのですが、便が固くなってしまうので本来は下痢になるような体調であっても分かりにくくなるという難点があります。

そもそもビートパルプの食物繊維は猫ちゃんにとって必要な栄養素ではないですし、キャットフードのかさましに使われる成分です。

原材料まとめ

サイエンスダイエットプロの原材料を見てみると、主原料が穀類系原材料であるという問題点が目に着きますね。

肉食動物の猫ちゃんの健康を維持するためには、肉類系原材料が主原料のキャットフードが必須です。

格安のキャットフードであれば穀類系原材料が主原料というのはよくあることですが、プレミアムキャットフードでは穀類が主原料というのは珍しいです。

格安キャットフードと比べると原材料の質は高いですが、コスパ的にはあまり良くないという印象を受けますね。

キャットフード「サイエンスダイエットPRO(プロ)」の口コミ・評判を紹介!

ここからは「サイエンスダイエットプロ」を使用している、もしくは使用したことのある飼い主さんたちの口コミや評判をご紹介します。

良い口コミと悪い口コミをそれぞれ数個ずつ項目を分けて掲載していきます。

サイエンスダイエットPRO(プロ)の良い口コミ・評判

粒が細かい
普通の餌の粒より、さらに細かいです。
食い付きは良い感じです。

高齢の子も満足
高齢の子ばかりの多頭飼いです。他のフードでは下痢をしてしまう子達もお腹を壊さなくなり、餌の吐き戻しもほとんどなくなりました。
おいしそうに食べてくれるので安心です。

他のフードより食いつきがいい!
腎臓肝臓のフードあげても、中々食べない(~_~;)
たまたまいつものフードが売切れてて購入しました。
小袋をかってかえりましたが、パクパク食べてくれたので、大きな袋をまとめ買いしました。
良く食べてくれます。

サイエンスダイエットPRO(プロ)の悪い口コミ・評判

美味しくないといわれました
最初の一皿は喜んで食べてくれましたが、その後はトッピング無しでは食べてくれなくなりました。
健康食でもトッピングが沢山でないと食べてくれないのでは…。

プロの方は食べてくれない
製品の質についてはわかりませんが、うちの子にはあいませんでした。
サイエンスダイエット、プロではないほうは食べてくれたので、安心してたのですが、残念です。

食いつきはいまいち
6匹全員11歳以上の年寄り猫ばかりなので、少しでも健康で長生きしてほしいと思い購入しました。
が、残念ながら食いつきは良くなかったです。
健康のことを考えて作られているので商品自体は良いと思うのですが、食べてくれないことには何とも・・・

サイエンスダイエットPRO(プロ)の口コミ・評判まとめ

サイエンスダイエットプロの口コミ・評判は全体的にみてとても高いです(アマゾン評価は5つ星のうち4.3)

口コミを見てみると、猫ちゃんの健康を気遣って利用をしている方が多いですね。

食いつきは全体的に見て良いようですが、中には「全然食べない」という声もありました。これは好みもあるので仕方ないことですね。

まとめ

今回はキャットフード「サイエンスダイエットプロ」を原材料や口コミ、評判などから徹底的に評価させていただきました。

原材料やコスパなどから商品全体を評価すると、サイエンスダイエットプロキャットフードの総合評価は★★☆☆☆(5点満点中2点)です。

格安のキャットフードと比較すると原材料面で優れてはいるものの、プレミアムキャットフードとしてはイマイチであると言えます。

この価格帯で穀類系原材料が主原料というのは大きなマイナスポイントですし、サイエンスダイエットプロを高く評価をすることができません。

原材料をしっかりと確認することでキャットフードの良し悪しは見抜くことができるので、猫ちゃんの健康のためにもしっかりと原材料をチェックして選ぶようにしましょう!

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