飼い猫の様子が変だけど異常はなし?セカンドオピニオンで助かった体験談!

  • 猫種:雑種♂(リク)
  • 病気の名前:尿路結石
  • 病気になった時の年齢:5歳
  • 利用していたキャットフード
  • 切り替え前:カルカンドライ
    切り替え後:プリスクリプションダイエット、サイエンスダイエット

川で溺れているところを保護して飼い猫に!

私が飼っている猫は現在13歳です。まだ生後約1か月と思われるときに小さな川でおぼれているところを助けられ、私の家で保護することになりました。

大雨の日の下水のような川でおぼれていたこともあって、家に届けられた時はカゼをひいており、耳の中はヘドロだらけ、感染症にかかっていたようで、目には膜がはっており常に涙目で目ヤニだらけでした。

すぐに病院に連れていき、感染症の飲み薬や点眼薬などを処方していただきました。

その後は元気に育ち、約半年後に去勢をするとおとなしく穏やかになり、しばらく悩まされていたノミも全くいなくなりました。

5歳になったときに猫ちゃんに突如異変が!

それから数年間は全く問題なく生活をしていましたが、5歳になったころに異変が起きました。

いつも穏やかだったのに突然ものすごい勢いで走り出し、いったん走り出すとなかなか止まらず、止まるとすぐにトイレにしている砂箱に駆け込むということを繰り返すようになりました。

ただ砂箱に入っても全くおしっこやうんちはしていませんでした。

それまでも夜中に急に走り出すことがありましたが長い時間は走らず、走り終わると丸くなって寝ていたので、明らかにその感じとは違うなと感じていました。

それから、普通に歩いているときでも急に疲れたように横になってそのままじっとしている事も多くなりました。

なにかがおかしい急いで動物病院へ!体調に問題はない!?

これはおかしいと思いすぐに近所の大きな動物病院に連れていき検査をしてもらいましたが、特に何もないとのことで様子を見ることにしました。

その後もいつもはおとなしく、餌が欲しい時くらいしか鳴かなかったのに太めの声で良く鳴くようになりました。

相変わらず、猛スピードで走っては砂箱に行き、また出て走りを繰り返し、おしっこもうんちも出ないという状態が数日続きました。たまに少しでるおしっこはものすごい刺激臭のする臭いおしっこでした。

そのころには、普段は大好きなマタタビをあげても見向きもしなくなり、鼻の頭にマタタビをつけてみても全く関心を示さずただ茫然としていました。

それまでは、鶏肉を調理しているときなどはどこにいても飛んできていたのに全く興味を示さなくなり、普段食べていたキャットフードも何粒か食べるだけになってしまいました。

体は痩せて怒りっぽくなり、触られるのを嫌がるようになってきました。

セカンドオピニオンで別の動物病院に!

これは本当になにか重大な病気だと思い、セカンドオピニオンのつもりで別の小さな個人経営の動物病院に連れていくことにしました。

すると検査の結果、雄猫がかかりやすいという「尿路結石」であるとわかり、適切な薬を処方していただき回復していきました。

あと数日放置していたら、膀胱が破裂してそのまま死んでしまうところだったと言われぞっとしました。

ただ、同じ生活を続けているとまたかかってしまう病気ということで先生にキャットフードを変えることを勧められヒルズの「プリスクリプションダイエット」に切り替えることにしました。

それまで与えていた「カルカンドライ」キャットフードの2倍以上の値段でしたが迷わず切り替えることにしました。

なにかがおかしい急いで動物病院へ!体調に問題はない!?

今は少し安価なヒルズの「サイエンスダイエット」に切り替えていますが尿路結石の症状はまったくなく元気に過ごしています。

猫も人間と同じく食べるものに左右されるのだと実感し、食べたいものを何でも食べさせてきたことを反省しました。

今はもう高齢なので、たまにはもう少し美味しそうなレトルトパックの餌なども与えています。

セカンドオピニオンで別の動物病院に駆け込んでいて本当に良かったです。愛犬の健康を守るのは飼い主の仕事であるということを改めて考えさせられた事件でした。

管理人からの一言
猫ちゃんが発症する病気の中でも特に件数が多い病気の1つのが「尿路結石」です。
特に量販店で販売されているような格安で劣悪なキャットフードを利用している方は気を付けるようにした方が良いでしょう。
また、尿路結石になった場合には特にトイレにおいて異変が起こるケースが多いです(今回体験談では「おしっこが異常にくさい」「トイレには行くのにおしっこが出ていない」などが分かりやすい症状ですね。
また、獣医さんも万能ではないので症状を見落としてしまったり、初期症状に気が付けない場合もあります。
症状がさらに悪化したような場合には、もう一度検査を受けに行くかセカンドオピニオンで別の動物病院で検査を受けるようにすることをオススメします。

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