猫は腎臓の病気になりやすい!気付くと末期の腎臓病だった体験談!

  • 猫種:雑種♂(タマ)
  • 病気の名前:腎不全
  • 病気になった時の年齢:9歳
  • 利用していたキャットフード:サイエンスダイエット

飼い猫が4歳の時に体調を崩した

わが家で可愛がっていたオス猫が急に体調を崩してしまいました。雑種で元々拾い猫でしたが、ベンガルのような模様が入っていていたずら好きでやんちゃなパワフル猫でした。

そんな猫が4歳の時、いつの間にかガリガリに痩せて寝ている時間が多くなりました。

初めは痩せたのも、夏バテか赤ちゃんが家族として仲間入りしたことへのストレスではないかと話していました。

睡眠時間が長いのも、ようやく大人になっていたずらが落ち着いたね、なんて人間の良いように解釈していたのです。

変わったしぐさをするようになり病院へ!診断結果は末期の腎不全

さすがにおかしいと思い始めたのは、痩せが1ヶ月以上続いたこと、下痢気味でお尻を擦り付けるように座って移動し始めたこと、水をよく飲むようになったこと、です。

これは何かがおかしいと思ったので急いで病院に行きました。病院に連れていった時はすでに手遅れで、末期の腎不全の状態でした。

軽い腎不全であれば、腎臓食や服薬を開始するそうです。ですが、我が家の猫はとてもそこまで治療できるレベルではなく、対症療法しか手の施しようはないと言われました。その説明を受けても全く信じられなかったのを今でも覚えています。

まだ4歳という若さですし、腎臓に負担をかけてしまうような食事を与えた覚えはありません。

餌はサイエンスダイエットのドライフードをあげていました。原因ははっきりわからないと言われ、恐らく体質だろうとのこと。結局その日は皮下点滴をして帰りました。

点滴で一瞬元気になったものの体長は更に悪化

その後も毎日皮下点滴に通いました。点滴をした後は一時的に元気になるのか、餌も食べるのでいよいよ末期とは信じられませんでした。

このまま調子が良くなって服薬治療を開始できたり腎臓食をスタートできるのではないか、と呑気に思っていました。

ですが、通院し始めて数日するとまたぐったりするように寝る時間が増えていきました。

貧血もあったので気分が悪い様子で餌を口にしなくなりました。それから次第に低体温状態になり、震えるのでブランケットでくるんで必死に暖めてあげました。

そして獣医師に覚悟するようにと説明を受けた翌日、腕の中で息をひきとりました。

猫は腎臓の異常を起こしやすいので注意!ペット保険も重要!

暫くは自分を責めました。餌がいけなかったのではないか、あの時あげたオヤツのせいではないか、など。ですが、調べてみるとやはり体質による影響が大きいようです。

元々猫は腎臓に負担がかかりやすい生き物なのだと知りました。もっと早くに腎不全になりやすいということを知っていれば対処はできたのかもしれません。

後悔したのはやはり気づくのが遅かったことです。猫は喋らない上に、防衛本能からギリギリまで不調を表に出さないとのことでした。

もし今後また猫を迎え入れることがあれば、しっかりとペット保険に加入して若くても定期検診を必ず受けたいと思います。

管理人からの一言
猫ちゃんが腎臓の異常を持つケースは多いですね。当サイトに寄せられる体験談の中でも腎臓病の体験談は多いです。
腎臓の異常は特におしっこに出やすいので、トイレの様子は定期的に確認するようにしましょう。
また、病気になったときのためにペット保険に加入しておくことも大切です。
合わせてキャットフードもしっかりとした良いものを選択して使うようにすることで病気を予防することにもつながります。
量販店においてあるような格安で劣悪なキャットフードはなるべく避けるようにすることをオススメします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です