- 猫種:雑種♂(名前:ショコラ)
- 病気の名前:急性腎不全
- 病気になった時の年齢:生後9か月
- 利用していたキャットフード:キャットスマック・かつお味
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
我が家では犬2匹・猫6匹・ウサギ1匹飼っています。
今は本当に健康で毎日元気いっぱい遊んだりしていますが、この中の1匹が去年の冬にいきなりグッタリしたんです。
前日まで普通にごはんを食べたり、遊んだりしていたのに。
しかしよく考えてみたら「ここ数日間トイレの上でナーオナーオと普段鳴かないような声で鳴いていた」と思ったんです。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
気になってトイレの時に様子を見ていたらオシッコしていないんです。そしてますますグッタリしてきました。
日頃ヤンチャな男の子なので、ちょっとこれはキケンな状態じゃないの?と言うことで、主人と一緒に病院に連れて行きました。
病院で少し待ち、ようやく診察をしてもらえることになりました。
診断が終わって、獣医の先生のから告げられたのは「急性腎不全」による排尿障害であるということでした。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
ただ、今までオシッコ出てなかったのに緊張か、はたまた安心したのか病院ではオシッコを出したそうなんです。
しかしそれが危険な状態に一歩近づいたとのこと。急性腎不全はオシッコが出なくなり、それで命を落とすことが多い病気だとか。
ですが、この子の場合、小さな結石がお腹の中に沢山詰まっているという特殊な状況に陥っていました。
そこに、いきなりオシッコが出たことで血圧が一気に下がったせいで生命の危機を迎えてしまったそうなんです。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
いつもは膝の上に乗ってきて降りなかったり、たくさん甘えてきてくれる子がと思うと涙が出ました。
この子は捨て猫で、もの凄く粗悪な環境の中で数か月間生きていたらしく、我が家に来た時は猫風邪もひいていたし目も皮膚も毛並みも本当に汚かった子なんです。
しかしこの子の頑張りのおかげでキレイにもなったし、とても元気ないい子になってくれました。
しかし元はノラ。正直長生きは出来ないと思った方がいいかのと主人に言われていたから覚悟はしていましたがまだ1歳にもなってないのに・・・あと数か月で1歳になるのに、こんな仕打ちはないだろうと悲しくなりました。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
診断が終わって状態が明らかになった時点で、先生から2つ選択肢が出ました。
1つはこのまま最期を迎えるか、苦しまなくて済むようにこのままか。
もう1つは入院させて回復を待つ。しかしかなり危険な状態なので、助かるとは言い切れないと言われました。
物凄く悩みました。
しかしまだ1歳になっていない。せっかく粗悪な場所から解放されて我が家に来てくれた、今まで頑張ってキレイに元気になった子をこのまま死なせたくなかったんです。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
正直な話、「入院して回復を待つ」という選択肢を選ぶ場合には費用はものすごくかかります。(当時はペット保険には加入をしていませんでした…)
しかしやはり1年未満であっても家族として一緒に過ごしてきたから、このまま死なせたくないと思い、主人に泣きついてしまいました。
「お願い、せめて誕生日迎えるまでは生きていてほしい」と。主人は優しい顔でウンとうなづいてくれました。
家族の了承を得られたこともあり、我が家の猫ちゃんは入院をして病気と闘うことになりました。その日の夜は眠れませんでした。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
入院中は先生やスタッフさんが24時間体制で様子を見てくださると言ってくださったものの、何かあったら電話しますなんて言われたものだから。
ほかの我が家の猫たちもソワソワ落ち着かないし。私自身も生きた心地がしませんでした。
翌日。病院に電話してみたんです。あれから連絡がなかったからまだ小康状態なのかなと思いながら。
しかし返ってきたお返事は「昨日のグッタリがウソのように、今朝はごはんも少し食べてニャーニャー鳴いていますよ」と。
驚きました。本当に驚きました。ご飯だけならともかく、スタッフさんにゴロゴロ懐いて、ケージから出ようとしているのだとか。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
その様子を伝えてくださったスタッフさんがクスクス笑ってるくらいですからね、驚かずにはいられませんよ。
それから症状の様子見や安静させる意味で3日ほど入院させていました。そして無事に退院することができました。
退院して家に帰ってくると少しふてくされた様子で、なかなか近寄ってきてくれませんでした。
でもほかの先輩猫たちが近寄ってクンクンしたりしてそれでリラックスできたのか、だんだんといつもの元気な姿に戻ってくれました。
そして翌日には膝に乗って離れなかったんです。涙が出ましたね。よく生きて帰ってきてくれたね!と。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
それから数か月間は通院しました。結石を出す薬や出血を抑える薬を飲ませていました。
あとはエコーをしたり触診をしたり食事療法をためしたりして、2歳になったこの子が元気に過ごしております。
あとから先生が言っていたんですが、この子の若さと生きる気力がここまで元気に導いたのかもしれませんねと。
そうだとすると生命力って凄いなとしみじみ思います。
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
あのまま諦めないでよかった。今は後輩猫が我が家にやってきたので、甲斐甲斐しくその子猫のお世話をしてくれています。
本当に元気になってくれて良かったと思っています。
それと、ペット保険には加入をしていなかったことで、治療費はかなり高額になってしまい、保険に加入していなかったことを後悔したこともありました。
また同じようなことが起きて後悔をしないように、病気が完治してから、ショコラちゃんでも入れるペット保険に加入をしました!
まだ1歳にもならない子猫が大きな病になってしまい、とても大変で心配だったと思います。
ですが、無事に完治して元気を取り戻せてとても良かったですね!
ペット保険に入っていなかったということでしたが、猫ちゃんの場合はペット保険に入っていないと医療費が全額負担になってしまいます。
なので、大きな病気や入院に備えて必ずペット保険には加入しておきたいところです。
今回のケースでは病気が完治したので、後からペット保険に加入することができたようですが、病気の種類によっては体調が回復しても、後からはペット保険に加入できないというケースもあります。
ということで、保険に加入できるなるべく早いうちにペット保険への加入を考えることをおすすめします!
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