- 猫種:キジ白の雑種♀(名前:ヌヌ)
- 病気の名前:急性胃腸炎
- 病気になった時の年齢:12歳
- 利用していたキャットフード:ナチュラルバランス
突然我が家の猫ちゃんが便秘に!
3年前に我が家の猫(現在15歳)が「急性胃腸炎」を発症した体験談を紹介します。
ある晩急にトイレでウンチの姿勢のまま動かなくなりました。
「便秘かな?」と思いましたがそれまで便秘や大きな病気もなく過ごしてきたので少し不安な思いでみつめていました。
なかなかトイレから出ることが出来ず一生懸命排便しようとしても出ません。
そのうちパニックを起こしたように家中走り回り、あちこちで排便のポーズをしますが、でませんでした。
動物病院が苦手な子なのでどうしようか悩んだ!
つかまえてお腹をマッサージしようと思い抱っこしたら「ギャー」とすごい顔で威嚇されました。そのうちヨダレまで出し始め、私もとても不安な思いでした。
夜間で動物病院はやってていないし、第一うちの猫は怖がりで動物病院に連れて行くのは躊躇われます。
子猫の頃避妊手術を受けた時もパニックを起こし、診察さえできませんでした。
先生からも「この子は診察ができません。診察するなら全身麻酔しなくてはいけませんからリスクのほうが大きいです。」と言われていました。
しばらくすると血便が出るように!
そのうち排便の姿でお尻からポタっと血が混じった下痢便が少量でました。苦しそうな小さな悲鳴をあげます。
その晩は一晩中そんなことの繰り返しで家中血便がポタポタ落ちていました。
痛そうな鳴き声をしていましたが、時間が遅くどうしようも無かったので早く朝がくることを待っていました。
私も一睡も出来ず、翌朝すぐに獣医さんのところへ連絡し連れてくるよう言われました。
病院へ行くと案の定怯えてしまった!
病院が開くとほぼ同時に到着し、すぐに診察をしてもらうことになりました。
猫はベッドの下でじっと固まって水も飲めませんでした。キャリーの中に入れ獣医さんのところへ着くと「フー」「シャー」とうなり声をあげます。
先生も診察ができないので全身麻酔の注射を打つといわれ、キャリーのまま診察室へ連れて行かれました。
まっている間、私も気が気ではなく落ち着きませんでした。
原因はブタのレバー?
1時間後くらいに出てきました。麻酔が効いているのに瞬膜が垂れたまま威嚇していました。あまりの可哀想さに泣けてきました。
先生の診断では「急性胃腸炎」で腸がひどくただれてウンチも作れない状態といわれました。
「何か変な物を食べさせませんでしたか?」と尋ねられ、ふと思い出したのです。いつもはカリカリのキャットフードですが、たまに鶏のレバーをやっていました。
大好物で少量ですがとても喜びます。それがたまたま前日初めて豚のレバーを食べさせました。変わったことと言えばそれだけでした。
先生いわく「豚のレバーが体に合わなかったのでは?」とのこと。それから抗生物質と抗炎症剤をいただいて帰宅しました。
キャットフード以外はあげないことを決意!
薬は嫌がるので飲ませるのが大変でしたが砕いて粉状にして、何とか飲んでくれました。
最初の4日はキャットフードも水も全く口にしませんでした。5日目はじめて水を飲んだときは、こちらも抱きしめて泣いてしまいました。
その後はキャットフードもきちんと食べるようになって行きました。薬を飲んで日に日に回復して10日位で元気になりました。
それ以降は「キャットフード以外のものはやるまい」とかたく思っています。
かなり重度な急性胃腸炎を発症してしまったようですが、無事に回復して良かったですね。
手作りご飯は悪いものではないのですが、知識が無いと今回の体験談のように体調を崩すことに繋がることもあります。
キャットフードは基本的にそれだけで十分に猫ちゃんが栄養を摂れるように作られています。
なので、下手におやつや人間の食べ物を与えるのは控えたほうが、猫ちゃんの健康にとってはプラスに働くことの方が多いです。
もちろん、手作りご飯の知識がある人は問題ありませんが、知識がない人は十分に知識をつけてから実践するようにすることをおすすめします!
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