• 猫種：雑種♀（ミケ）
• 病気の名前：膀胱炎
• 病気になった時の年齢：14歳
• 利用していたキャットフード：サイエンスダイエット

長年健康だった愛猫が突然おしっこを漏らすように！

ウチでは猫（メス、三毛柄、14歳）を飼っています。今までは、風邪を引くこともなく、お腹を壊すことなく、病気知らずの健康体でした。

しかし、ある時から、トイレに行く回数が異様に増えてきました。ただ、トイレに行ってもどうも用を足した形跡がありません。

ある時、私が部屋に入ると大慌てで猫が部屋から飛び出してきました。はて、何があったのかな？と思い部屋の絨毯を見るとうっすら濡れているように見えました。

最初は何か水でもこぼしたかな、と思っていましたが、近くで臭いを嗅ぐとどうも尿の臭いがします。部屋の入り口では「ごめんなさい」と言わんばかりに猫がにゃーにゃーと鳴いていました。

10年以上トイレでおしっこをしていたのに急になぜ？

赤ちゃんの時にこの家に来て、トイレを設置し、そこに猫をちょんと置いたら用を足し始めました。一回でトイレの躾は完了し、それから今まで粗相はしたことはありませんでした。

何か事情があったのかな、と思いつつそれから何回か粗相を繰り返すようになりました。そのたびに怒るのですが（トイレまで連れて行って「トイレはここでしょ！」と言い聞かせました）、どうも治りません。

猫もどうしたらいいのかわからなくなっている様子でした。週末になり、猫を動物病院に連れて行きました。

ゲージに入れて歩いて約10分の道のりでした。慣れないせいか、ゲージの中では大暴れしていました。そのため、なかなか運びづらかったです。暴れていたせいか、途中、警察に「どこ行くの？」と呼び止められたりもしました。

病院に着くとまずレントゲンを撮り、血液検査を受けました。猫にとってこのような診断は初めての経験でとても緊張したのか肉球はびっちょりでした。

検査の結果は原因不明の膀胱炎と判明！

約30分の診察の結果「膀胱炎」と診断されました。原因はよくわからないとのことでした。

一応、ネット上では猫の膀胱炎の原因としてはストレス（トイレが汚い）などがあるらしいです。ウチではトイレはそれなりに綺麗にしていたつもりです。

用を足した後はきれいに掃除もしていました（平日の日中は仕事に行っているので無理ですが、帰宅後はちゃんと掃除をしていました）。

ただ、お医者さんから「今のトイレを長年使用しているなら臭いがついているかも」ということでもう一つトイレを設置することにしました。

それから、朝晩の投薬が始まりました。ご飯前に無理矢理口を開けて薬を飲ますのですが、これが本当に難しいです。

飲んだ、と思ってもちょっと目を離したすきに吐き捨てたりしてくれます。でもこれら対応の結果、最近はちゃんとトイレで用を足すようになってくれました。膀胱炎も徐々に治り始め助かりました。