- 猫種:雑種♀(名前:ぶうこ)
- 病気の名前:ストレス性肝炎
- 病気にかかった時の年齢:8歳
- 利用していたキャットフード:ピュリナワンキャットフード
私が体調を崩したので猫と一緒に実家に引っ越し!
かなり前の話ですが、私が身体を壊したこともあり、一人暮らしを一旦やめて実家で療養生活をすることになりました。
当時私は猫を3匹飼っていたため、母親にも来てもらい、1匹ずつハードキャリーケースに入れて実家に戻りました。
3匹とも最初は場所が変わったので落ち着かず、うろうろしていましたが、だんだんと環境に慣れてきたように見えました。
ところが、1カ月ほど経った頃、3匹の内の1匹である「ぶうこ」があまり元気がなく、狭いところに隠れたがることに気がつきました。
猫が引っ越しをしてから様子がおかしい!
ぶうこは気が強く、いつも一番広々と心地よい場所を独占するような性格の猫でした。
それなのに、クローゼットの隅や、大きな紙袋の中に隠れるように入り込んでじーっとしているのです。
気になってよく見てみると、毛艶も少し悪く、黄色い目やにが出ていました。食欲もいまひとつの様子です。
心配になったので、近所にあるペットクリニックへ連れて行きました。
獣医さんの診断はストレス性肝炎!
ペットクリニックでことの経緯を話し、血液検査をすると肝機能が極端に落ちていることがわかりました。
医師の診断は「ストレス性肝炎」でした。ストレスが原因なので入院はさせなくていいが、毎日通院して点滴をするように言われました。
それから栄養状態も落ちているので療養食を処方されました。療養食は猫の食欲を促す成分が含まれているのと、かなり高カロリーなので、他の猫には食べさせないように言われました。
家に連れて帰って、さっそく療養食を食べさせてみると、普段の餌よりもすんなりと食べましたが、1缶を2度くらいにわけて食べていました。
病院に何度か通ってようやく完治!
10日ほど毎日点滴に通い、療養食で過ごすと肝機能の数値も少し上がったため、2日に1度の通院でよくなりました。療養食は半分だけ与えるように言われました。
そうやってだんだんと回復し、通院の回数も減っていき、1カ月ほどで「もう大丈夫ですよ」と言われてほっとしました。病院代もかなりかかりました。
ぶうこはペット保険に加入していなかったので、治療費は全部自費で賄う必要があり、非常に大きな負担になってしまいました。
猫は簡単なことで病気になってしまうので、やはりペット保険は必須のものなのだと感じました。
猫はストレスでも病気になることを学んだ!
猫もストレスから体調を崩して病気になるとは考えてもいなかったので、急激な環境の変化は避けてあげたほうがいいことも勉強になりました。
そのあと、私はまた体調が回復して実家を出たのですが、3匹の猫たちは実家に置いていきました。
猫たちは広々とした実家にすっかり馴染んでいたし、家族もかわいがってくれていたので、再度ストレスを与えるのもかわいそうなので、後の事はお願いしました。
実家といっても私の家から非常に近いので、頻繁に実家を訪れて猫たちと遊んでいます。
猫ちゃんは繊細な動物なので、簡単なことで体調を崩してしまうというのはよくある話です。
今回は引っ越しという状況でしたが、生活する環境が急に変わってしまうというのは、猫ちゃんにとって大きなストレスになります。
こういった環境の変化に猫ちゃんは敏感ですので、もし環境が変わる場合には気にかけてあげるようにしましょう。
また、今回の体験談のように、ペット保険に加入をしていないと病院での治療費を全額負担することになります。
なので、まだペット保険に加入をしてないのであれば、なるべく早くにペット保険に加入しておくことをおすすめします。
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