- 猫種:雑種♀
- 病気の名前:皮膚の荒れ、所々にハゲ
- 病気になった時の年齢:生後1か月
- 利用していたキャットフード:ナチュラルバランス
家の前で弱っていた猫を飼うことに!
以前、海外に住んでいるときに飼っていた猫の事です。
その猫は生後1か月程と思われる野良猫で、家の前でずっと鳴いていたので拾って飼うことにしました。
とても痩せて汚れていて、ところどころ毛が無く皮膚病のようでした。
はじめはミルクとふやかしたパンをあげていましたが、市販のドライタイプのキャットフードを喜んで食べるようになりました。
弱っていた猫が徐々に元気に!
うちの猫はとても水を嫌うので大変でしたが、主人に手伝ってもらい体を洗うことにしました。
石鹸をつけて、わりと大胆にバケツでざぶざぶ洗いました。耳の中が黒くとても汚れていたので、耳をひっくり返してきれいにしました。
月に2回ほど体を洗って、食事はキャットフードと、時々余ったチキンなどをあげていたら、毛も生え揃い、体型も普通になってきました。
ただ、皮膚病は完治というわけにはいかず、ところどころ禿げているところもありました(特に鼻の肌荒れが酷かったです)
ココナッツオイルを使ってみた!
その頃私は、髪や肌に良いと聞いて食用のココナッツオイルを自身のスキンケアとして使っていました。
ネットで調べてみると、犬や猫のえさにココナッツオイルを混ぜると免疫力が高まる、ブラッシングの際に使うと、ノミやダニに効果があるとの事でした。
私自身、ボディケアに使ってみて、虫刺されが跡に残らず早くきれいになっていた事もあり、効果は実感していました。
なので、もしかしたら猫にも効くのではないかと思い、おそるおそる猫に塗ってみました。
しばらくして皮膚病が完全に治った!
スプーン1杯位を塗ってブラッシング。終わるとやはり少し気持ち悪いのか、ずっと毛づくろいをしていました。
その後2、3日は毛がペタンとなっていましたが、日が経つにつれ毛に艶がでてしなやかになってきました。気がつけばずっと治らなかった鼻の肌荒れも無くなっていました。
その後は、たくさんつけると油っぽくなってしまうので、手に残った少しのオイルで時々撫でる程度にしました。
飼い始めて2,3か月たった頃には、皮膚の荒れはすっかりなくなり、毛は絹のように美しくなりました。
毛並みが悪かったり皮膚があれていれば試してみて!
拾った頃の様子を知っている主人や友人も、信じられないと驚くほどでした。
うちの場合は、栄養失調で不衛生な環境にいたものを、バランスの良い食事と体を清潔にした事で、自然と治ったのかもしれません。
でも、病院に行く程ではないけど、毛並みが悪かったり、皮膚が少し荒れている程度の猫にはおすすめの方法です。
うちは食用のオーガニックバージンココナッツオイルという安全なものだったので猫にも安心して使うことができました。
弱っていた猫ちゃんが元気になって、さらに皮膚病が完治して本当に良かったですね。
ココナッツオイルを使ってみたということですが、これは良い判断であるといえるでしょう。
オイルを皮膚に塗ることで、皮膚の乾燥を防ぐことができるので肌荒れを改善する効果に期待できるからです。
オイルを利用する場合には、猫ちゃんが舐めてしまうことを考えて、口に入れても問題ないオイルを利用するようにしましょう!
また、ココナッツオイルはすべての皮膚病に効くわけではありません(例えば細菌性であれば細菌を除去する必要があります)
オイルで肌を保湿することは肌荒れ対策として有効ですが、万能では無いということをしっかりと押さえておき、問題があれば病院に行くようにしましょう!
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