元気いっぱいの野良猫を家飼いに!
猫を飼ったことがなかった私ですが、家の周囲に猫がたくさんいてこの一匹だけが私から離れず、意を決して飼うことにしました。「飼うからには責任を持って飼うぞ!」と意気込みもありました。
当時アールは野良猫で完全室内にするためにはまずは避妊手術を勧められ、お風呂にもいれるなど環境も整えることになりました。猫に詳しい友人からアドバイスを頂きながら飼い始めました。
手術を受けた病院からは「オスは手術後太りやすくなるから、餌の量に気を付けてね」と言われておりました。
当時飼い始めた年齢は推定年齢で2歳。まさに元気いっぱいの猫ちゃんでした。
キャットフードは安いものを適当に選んでいた!
家の中だけで飼っていましたがしょっちゅう走り回っていたので運動量は十分だったと思います。その運動量に比例して食事量も増加。体重と餌の量と注意しながらあげていました。
キャットフードの予算の方も気にしながら、当時は「カルカンドライ」なども中心に選んでいました。
予算的に生活が厳しくなった時、一度ですが激安ショップで安い餌を見つけ、購入してあげていました。
特に食いつきも悪くなく、普通にがつがつと食べてくれました。そのキャットフードが無くなるまで利用を続けていました。
しばらくしてアールのトイレに異変が!病名は尿路結石!
それから毎日なにげない日々が過ぎて、はっきりとは覚えてませんが、その1~2か月後でしょうか、アールが頻繁にトイレへ行くもおしっこが出ないことがありました。
出たかと思えばうすいピンク色で量もほんのわずかしかなく「これはやばい!」と私も思い、すぐ病院へ行きました。病院では、尿検査、エコーと検査をして結果は猫に多いとされる「尿路結石」でした。
エコー検査中は同室して見ましたが、ホントに雪が降っているようにパラパラパラと膀胱内に結石が溜まっていってました。
医師より「安い餌をあげてない?」と聞かれ、心当たりがしっかりとありましたので、反省しました。
病院で点滴をしてお薬ももらって帰宅しました。あと、治療食とい餌があってこちらでかなり改善するとのことで、これをあげてくださいとのことでした。
治療食だけあって値段も高いと記憶しています。しばらくは、治療食(ロイヤルカナン)をあげていたらホントにすぐに改善して驚きました。
尿路結石対策のキャットフードに切り替えてからは健康そのもの!
一番大変だったのが点滴を受けて帰った晩の出来事です。高い棚の上に上って寝てしまったので、見守っていました。
数時間後に降りて来たら、締まりのないおしりからポタポタと垂れ流れる自分のおしっこで体が濡れてしまっていました。
その姿にが何とも哀れに見え、とてもかわいそうなことをさせてしまったなと、思い出すだけであの姿に涙が出てきそうです。
二度とこんな大変な思いをさせたくないと思い、それ以来は高くても尿路結石予防のロイヤルカナン治療食を与えています。
おかげで、今では病気することなく元気に過ごしています。病院の治療費に比べれば安いもの!と今ではキャットフードの価格に対する認識も変わりましたね。
ドラッグストアでは格安のキャットフードが数多く取り扱かわれていますが、そのようなキャットフードには今回の体験談のようにリスクもあります。
もちろん収入的に高いキャットフードを利用するのが難しいという家庭もあると思います。
そういった場合は格安のキャットフードの中でもなるべく良いものを選ぶようにすることをおすすめします。
また、猫ちゃんの治療費を抑えるためにもペット保険に加入していない人は検討をしておきましょう!
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