- 猫種:雑種♂(名前:タマ)
- 病気の名前:目の炎症
- 病気にかかった時の年齢:生後6ヶ月くらい
突然我が家の猫が目の炎症に!
私の愛猫がまだ生後6ヶ月くらいのとき、突然右目に炎症が起き、痛そうに瞬きをするようになりました。
心配だったのですぐに動物病院に連れて行き、何かの細菌が入ったのだろうということで点眼薬を処方していただきました。
目薬のおかげか炎症はすぐに治まったのですが、約3日後、右目に光があたってやけにキラキラ光っているのに気がつきました。
よく見ると目の奥が白く濁っているように見え、急遽また動物病院へ。
同じ症状を何度も繰り返す!
その時の獣医さんの診断は「外傷性の症状。きっとどこかで強く打ったんでしょう。外傷性の点眼薬に切り替えますね。」とのことで、また違う点眼薬を処方していただきました。
そして、点眼薬を使用すると目の濁りもすぐに引き、また元気そうにするのですが、また数日後に同じ症状を繰り返すようになりました。
その度に動物病院へ連れて行っては、点眼薬を点し、治って、また数日後に発症。という無限ループだったのですが、ある日、愛猫が見るからに元気をなくして動かなくなってしまいました。
それまでは目が腫れたり濁ったりしても、ご飯もよく食べ、元気に走り回っていたのでさすがに心配になり、もう一度獣医さんによく見てもらえるよう、お願いをしました。
ただの炎症ではないかもしれない!
愛猫の目を見た瞬間、獣医さんは慌てた表情で覗き込み、いろいろな検査をして下さいました。
獣医さんによると、「今までの目の濁りと全く違う。明らかに外傷性のものではなく体内の病気が症状に出ている可能性があります。」と言われました。
可能性として考えられるのは、以下の4つということでした。
- トキソプラズマ
- FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)
- 猫エイズ
- 白血病
愛猫は元々ノラ猫だったのでエイズの可能性も十分にありましたし、特にFIVだった場合は、1歳未満の子猫なら半年ほどで死亡する可能性が高いです。とのことで、家族一同ショックを受けました。
病気はストレスが原因の可能性もある?
ただ、その後に獣医の先生が続けて言ったのは「病気や感染症よりも、ストレスが原因である可能性が非常に高いです。」とおっしゃいました。
私自身、トイレの掃除や爪とぎなど、家の環境には気を配っていたのでまさか、と思いました。
ですが、獣医の先生やネットの情報によると、子猫は母猫から引き離されて長時間ひとりぼっちにされると、多大なストレスを感じるのだとか。
我が家はみんなそれぞれ仕事や学校があり、家を空けっぱなしにしていたので、その点でストレスというものに心当たりがありました。
原因は寂しさからくるストレスだった!
それ以降は私も反省し、できるだけ愛猫の目の届く場所にいるように心がけました。
それから数ヶ月後、母がまた子猫を拾ってきたのですが、二匹が仲良くなり、じゃれて遊ぶようになってから、愛猫の右目は一度も腫れたり濁ったりしていません。
やはりあの症状は寂しさによって受けるストレスからくるものだったようです。
動物は人間と同じようにストレスで病気になることもあるので、ちゃんと気にかけてあげないといけないなと思いました。
猫ちゃんも人間と同じようにストレスで病気になることがあります。
また、病気と言えるまでのレベルではなくても、免疫力が低下して病気になりやすくなったり、体調不良を起こしてしまうこともあります。
甘えずきな猫ちゃんの場合にはちゃんと遊んであげるといったような猫ちゃんの性格にあわせた対応をするように心がけることをおすすめします!
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