- 猫種:三毛の雑種(名前:ミケ)
- 病気の名前:腎臓病
- 病気になった時の年齢:9歳
- 利用していたキャットフード:銀のスプーン 毛玉ケア お魚づくし
四六時中甘える猫が住み着いた!
ミケは迷い猫で、生後2ヵ月ぐらいの時に我が家の納屋にやってきて住みつきました。
他にも迷い猫を数匹飼っているのですが、その中でも一番人に対して恐怖心を抱かない子で、家に居ついてすぐの時から人の手からご飯を食べるほどでした。
そのためひょっとしたら人に捨てられて、その後迷い猫として家にやって来たのかも知れません。
四六時中甘えてくるので、どちらかというと性格は犬に近かったのかもしれませんね。
環境のせいでおやつを食べ過ぎてしまう!
ミケはとにかく人を怖がらない愛想の良い子なので、餌にはとても困りました。
私の家は自営業をやっているのでお客さんが絶えずやってきます。
中には我が家の猫目的でやってくるお客さんがいて、そういう人達はおやつを持参してくれる場合が多いです。
我が屋のミケ以外の猫達は我々以外にはほとんど懐かないので、おやつを持ってきてくれるお客さんがいても一口、二口貰えば満足してどこかに行ってしまいます。
ところがミケは犬のようにお客さんの側にすり寄っていっておやつをたらふく食べてしまいます。
おやつ持ち込みを禁止したものの…
ミケには他の猫達同様に、餌をあげているので、単純におやつをたらふく食べる分みるみる太っていきました。
そのペースが流石に危険と感じたので、お客さんに「おやつの持ち込み禁止」を言い渡しました。
しかし、ミケのあまりのすり寄りっぷりにメロメロになってしまったのか、黙ってこっそりおやつをあげているお客さんもいました。
それでも量自体は激減しましたし、体重の増加も取りあえず止まったので見て見ぬふりをしていました。
腎臓病を発症してしまった!
しかし、それでも弊害はやはりあったようで歳を取ったミケは見事に「腎臓病」になってしまいました。
猫と腎臓病は切っても切れない関係ですが、9歳の若さで早くも腎臓病を患ったのはミケが初めてです。
もちろん個体差もあるのでしょうが、我が屋で同じ食生活を送っている先住猫は腎臓を悪くしていないのに、ミケだけが腎臓を悪くした原因はお客さんから貰っていた大量のおやつにあるのではと考えています。
お客さんの与えているおやつには目を光らせていましたが、その内容は猫用のおやつだったので、大丈夫だろうと思っていましたが、猫用のおやつも食い付きを良くするために味は濃い目が多いようです。
おやつのシステムを改善して病気は収まった!
なってしまってからは手遅れかもしれませんが、現在ミケはお店の方に出さないようにして遊ばせています。
また、同じような被害を出さないようにお客さんが持ち込みで与えるおやつは全面禁止にして、変わりにこちらが指定したおやつを与えられるシステムに切り替えました。
幸いミケの腎臓病は初期段階だったので、特に気にする事もなく元気に遊んでくれています。
病気の診断をされてから1年経ちますが、おやつを抜いて、運動をさせるようにさせた結果、病気の進行は止まっているようです。
かなり痩せてしまいましたが、それでも医者が言うには平均より重いそうです…。少しでも長生きしてもらえるよう体調管理にはコレからは尚、気を付けていきたいです。
猫ちゃんは比較的腎臓が弱い生き物です。
特に食生活が悪い猫ちゃんの場合には、歳をとった時に腎臓病になるリスクが非常に高くなってしまいます。
猫ちゃんは自分で食べるものを選べないので、飼い主がしっかりと食べ物を選定してあげることが大切です。
基本的にですが、おやつや人間の食べ物は与えない方が良く、キャットフードだけを与えるのがもっとも健康には良いです。
ただ、キャットフードの中にも良い悪いがあるので、そこは飼い主がしっかりと勉強をして、良いキャットフードを選ぶようにしてあげましょう!
猫ちゃんの健康を守ることができるのは、飼い主だけですからね!
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