愛猫がストルバイト結石症を発症!病院にすぐに行って助かった体験談!

  • 猫種:雑種♂(らら)
  • 病気の名前:ストルバイト結石症
  • 病気になった時の年齢:2歳
  • 利用していたキャットフード
  • 切り替え前:モンプチ
    切り替え後:ロイヤルカナン

猫が異常な頻尿に!しかもおしっこが出てない!

我が家の猫ちゃんはららという名前の雑種のオス猫で、親戚の家で生まれた子猫を引き取って家の中で飼っていました

飼い猫が病気になったのは2歳のころのことでした。

普段はトイレの回数が1日に3~4回程度だったのに、ある日気が付くと頻繁に(数分おきに)トイレに行くようになっていました。

しかも、トイレに行ったあとの状態をチェックしてみると、頻繁に行っているにも関わらずおしっこがほとんど出ていないことがわかりました。まったく出ていないときもありましたね。

これは様子がおかしいと思い、当時住んでいた札幌市内の動物病院に連れて行きました。

急いで病院へ!まさかの重度の結石症だった!

獣医さんの診察の結果、我が家の猫ちゃんは「ストルバイト結石症」を発症していると言われました。ストルバイト結石症は尿中に結石ができ、その結石が原因で尿道がつまってしまうという病気です。

最悪の場合、尿毒症を発症して死に至る非常に危険な病気であると獣医さんに教えていただきました。

獣医さんからは「あと1日病院に受診するのがおそかったら、この猫は助からなかったかもしれない。」と言われました。そこまでひどい状態になっていたとは思わず、当時はとても驚いたことを覚えています。

猫のストルバイト結石症はすぐに尿毒症に進展してしまうらしく、尿毒症になるとたった1日でも命に関わり危険だと言われました。

獣医さんで治療を受けて結石を除去!

獣医さんはすぐに尿道にカテーテルを入れて治療を行おうとしてくれましたが、尿道に石が詰まっていてカテーテルがうまく入らず、膀胱に直接注射器を刺して尿を抜くという処置を施してくれました。

尿を注射器で抜き出した後で尿道に詰まった石を溶かす薬を出されました。その日の治療はそこでいったん終了して次の日に再度カテーテル挿入にチャレンジしまいた。

翌日になって薬の効果で結石がある程度小さくなっていたこともあり、幸いカテーテルはうまく挿入でき、その日は挿入したカテーテルで尿を抜いてもらいました。

カテーテルがうまく入ったため尿をぬく処置はそこで終了し、次は薬によるストルバイト結石症の治療に移りました。

ストルバイト結石症の治療は1週間近く続き、その間かなりの血尿が続きましたが、病気になりたての時のように頻繁にトイレに行くことはなくなりました。

それからは薬と食事療法食のキャットフードを与え、およそ2週間くらいたったころにストルバイト結石症は完治しました。

結石は治っても再発しやすい!療法食でしっかり対処!

ストルバイト結石症は完治しましたが、今後の方針として獣医さんから次のことを注意されました。

先生は「猫のストルバイト結石症は再発しやすいので、まだまだ油断はできません。これからは猫に与える食事はずっと食事療法食のままが良いでしょう。体重のコントロールもとても重要です。可愛い飼い猫のためと思って頑張ってください。」と教えてくださいました。

猫の結石症は再発しやすいんですね。ということで1度でも結石症になった猫ちゃんは再発に注意する必要があるということでした。

そのため、現在もららには結石になりにくい療法食を与えています。

病気になる以前はキャットフードはモンプチをメインで与えていましたが、病気になってからはロイヤルカナンのPHコントロール、ユリナリーケア、体重管理のために糖コントロールなどを使っています。

ストルバイト結石症が完治してから数年が経ちましたが、キャットフードを療法食に変えたことが吉と出ているのか再発はしていません。

その後の結石再発はなし!けどペット保険未加入で出費が多かった!

トイレに行く回数とトイレに行った後の状態をチェックしていますが、特に問題もなく健康に暮らしています。

ちなみに、今回の治療ではペット保険に加入していなかったので治療費はかなりの金額になってしまいました(ペット保険が無いと支払いは自己負担が100%になってしまうので)

トイレの状況でペットの状態を素早く察知して病院に連れて行ったまでは良かったですが、保険に入っていなかったというのはミスでしたね。

結果として治療費は高くついてしまいましたが、愛猫の命を守ることができたので良かったと思っています(笑)

管理人からの一言
ストルバイト結石症を発症したというのは大変な体験だったと思いますが、病気に早くに気が付けて病院に連れていくことができたのは飼い主として素晴らしい対応だと思います。
普段から猫ちゃんの様子をチェックして、異常があれば迅速に対応するというのはなかなかできることではありません。
ですが、ペット保険に入っていなかったということでこれだけ通院と治療を行ったのであれば結構治療費がかさんだと思います。
万が一のためにもまだペット保険に入っていない人は、なるべく早くにペット保険の加入について考慮するようにしましょう!

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