アボガドを原材料として利用しているキャットフード「アボダーム(AVO DERM)」を紹介させていただきます。
アボガドは豊富な栄養を含んでいて、数年前から日本でも人気のある食材の1つになりました。
では、アボガドを利用したキャットフードというのも猫ちゃんにとって栄養的に優れたものなのでしょうか?
今回は「アボ・ダーム (AVO DERM) キャット ライトシニア 」を例にして、アボダームキャットフードの原材料や口コミ・評判を見ていきましょう!
アボダームキャットフード(猫用)の基本データ
参考価格 | 3,145円(amazon価格参照) |
内容量 | 1.4kg |
生産国 | アメリカ |
肉類 | ×(チキンミール) |
穀類 | ×(玄米粉、米粉) |
合成着色料 | ◯(不使用) |
酸化防止剤 | ◯(ユッカエキス等) |
アボダームは冒頭でも書きましたように、アボガドを原材料に含んだペットフードです。
原産国はアメリカで、ペット先進国で製造されて日本に輸入されているというのは好感が持てるポイントですね。
また、公式サイトの情報によればアボガド以外の原材料にも配慮がなされていて、過度の動物性油脂の使用を控えたりするなど、安心安全を追求しているそうです。
他にも匂いや味も猫ちゃんの気に入るにように製造工程での工夫がいくつもされているということです。
アボダームキャットフード(猫用)の原材料を評価
では、次に「アボダームキャットフード」に使用されている原材料を記載していきます。注意すべき原材料を赤文字で表示します。
チキンミール、玄米粉、米粉、乾燥トマト繊維、アボカドミール、えんどう豆繊維、鶏脂肪、ナチュラルフレーバー、亜麻仁、乾燥チコリー根、乾燥全卵、塩、ホエー、塩化カリウム、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ナイアシン、ビタミンA、ビタミンB1、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、メナジオン二亜硫酸ナトリウムキレート、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンD3、ビタミンB12、葉酸、ビオチン)、ミネラル(硫酸亜鉛、アミノ酸亜鉛キレート、アミノ酸鉄キレート、硫酸鉄、硫酸銅、アミノ酸マンガンキレート、アミノ酸銅キレート、酸化マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アボカドオイル、レシチン、タウリン、炭酸カルシウム、パセリ、海草、メチオニン、ユッカエキス、イノシトール
アボダームに使用されている原材料で最も多いのが「チキンミール」ですね。
チキンミールというのは、ニワトリを元にした原材料なのですが、栄養価が低く、消化が難しい可食部以外が使用されている可能性があります。
可食部以外というと、例えば、ニワトリの爪や皮などが該当しますが、こういった部分が利用されたチキンミールは低品質で猫ちゃんにとっては良くない原材料であるといえます。
ですが、アボダームは公式サイトによればチキンミールにはニワトリの可食部を使用しているということで、チキンミールとはいっても品質は比較的良いようです。
チキンミールに次いで配合量が多いのが「玄米粉」「米粉」などの穀類系の原材料なのですが、穀類系の原材料は肉食動物の猫ちゃんには消化しにくいものになっています。
穀類系の原材料が結構多めに配合されているようなので、その点に関してはあまり良いとは言えないでしょう。
合成着色料不使用で酸化防止剤も天然のものを使用しているという点については、安全性から見て良いといえます。
アボダームキャットフード(猫用)の口コミ・評判
では次に、実際にアボダームを使用している飼い主さんたちの口コミや評判聞いてみましょう。
2匹飼っていますが、片方はデブ。片方はガリガリに痩せていて毛もぼっさぼさ。捨て猫だし、茶トラでツヤツヤなんて見たことないからそんなものだと諦めてました。フケが多く出ていたので友人の勧めで買いました。今では、毛がしっとりしてきて、体重の増えました。おデブちゃんは増々太りましたが…
期待以上だったので、満点です。
一時期止めていたらすっかり毛艶がなくなり、これがなくちゃっ!!って思うようになりました。
いつまでもつややかですべらかな毛並みでいて欲しいですよね♪
初夏の生え替わり期、余りにも毛並みが悪くなっていたので与えてみました。
食いつきはまあまあでしたが、毛艶が本当に良くなり私も慌ててアボカドを食べる様になりました笑笑
粒が少し小さめで、我が家の4匹みんなカリカリとよく食べてくれてます。
割りと猫の食いつきがいいと思います。毛並みもよく艶が良くなったような気がします。
小粒なので食べやすいようです。
本当に毛艶が良くなりました。
ただ、期待していた便秘には効果は見られませんでした。
物凄く食べたがるので、肥満予防にシニアとミックスしてます。
それ程低カロリーではないですが、沢山食べたがる為の対策です。
このライトシニアだけ与えても、アダルトチキンと同じ食いつきっぷりです。
ライトシニアもチキン味なので魚臭い餌の苦手な飼い主としても大変助かります。
我が家の猫はアボ・ダームキャット・ライトしか食べません。そして大変元気です。
安心安全な物をと思いペットショップで試しに購入しました。
粒は小さめです。以前はロイヤルカナンでしたが同じ様によく食べます。
こちらに切り替えて1週間程ですが、以前目やにが付いていたのが最近は無くなりました。このごはんが理由なのかは不明です。しばらくは継続予定です。
うちのはよく便秘をする猫で、ロイカナの消化器サポートなどをあげていました。が、飽きてしまったのか食いつきが悪くなってしまい、他のフードを与えてみてもやはり便秘になる始末。そこでアボダームはわりと便秘に良いと言う噂を頼りにあげてみました。
特に便秘にこだわって与えてみていますが、今のところ良い感じです。
3匹いる猫のうち1匹がよく吐きます。病院でいろいろ検査しても異常なし。
アレルギーではないか?とのことでアレルギー猫向けの療養食を与えていましたがあまり効果もないし、他の2匹も食べちゃうしで、試しにこれを400gの小さいのから試してみました。
どの仔も喜んでよく食べますし、1匹の吐く頻度もぐっと少なくなりました。どの仔も毛艶が良くなりました。ダイエット用の他のフードと共に常用しています。
全体的に見て、アボダームキャットフードの口コミは良いものが多かったように思います。
公式サイトで「便秘に効果あり」と言われていることもあり、便秘気味の猫ちゃんの飼い主の方が効果に期待して購入をしているケースが多いようですね。
便秘に効果があったかどうかに関しては猫ちゃんによるようでまちまちといった感じのようです。
便秘の改善に期待するのであれば、原材料をしっかりと見て、もう少し穀類系原材料の少ないものを選ぶのが適切なのではないかと思います。
広告だけを見てキャットフードを買うのは猫ちゃんにとって良いことではありませんからね。
まとめ
今回はアボダームの「アボ・ダーム(AVODERM)キャット ライトシニア」をご紹介させていただきました。
原材料やコスパなどから商品全体を評価すると、アボ・ダーム(AVODERM)の総合評価は★★★☆☆(5点満点中3点)です。
高い栄養価を持つアボガドを配合しているという点は良いのですが、穀類の配合量の多さと肉類の品質が気になるところですね。
いくら栄養価が高い原材料が配合されていても、主原料がイマイチでは良いキャットフードとはいえません。
全体的に見て、アボダームキャットフードはあまりおすすめできない製品であるという印象を受けました。
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