グルメな猫ちゃん向けの商品として多くのユーザーに利用されている「キャットリート」キャットフード。
30年ものロングセラーキャットフードであるキャットスマックシリーズなどを手掛けるスマック株式が製造販売しています。
歴史の長い会社に製造販売されており人気も高いキャットリートキャットフードですが、原材料や口コミ・評判はどのようになっているのでしょうか?
今回の記事では、キャットフード「キャットリート」を原材料や口コミなどから徹底的に評価をしていきます(この記事では「プチ贅沢キャトリート 国産熟成かつお添え」の原材料や口コミを参考にしています)
キャットフード「キャットリート」の基本データ
参考価格 | 500円(amazon価格参照) |
内容量 | 210g |
生産国 | タイ |
肉類 | ×(ミートミール、チキンミール、ポークミール等) |
穀類 | ×(とうもろこし、小麦粉、パン粉等) |
合成着色料 | ×(赤色102号、黄色4号、青色1号) |
酸化防止剤 | ×(植物発酵抽出エキス、pH調整剤等) |
総合評価 | ★☆☆☆☆(5pt/25pt満点中) |
グルメな猫ちゃん向けにおいしさを追求した製品ということもあって、キャットリートには数多くの種類の味、フレーバーの製品が存在しています。
しかし基本情報を見てみると原材料の質はあまり高くないということが分かります。また価格も割と高めなのでコスパはあまり良くないですね。
パッと見ただけでも、合成添加物の使用や穀類の大量配合など疑問に思う点は多いです。
では、ここからは原材料についてさらに詳しく解説をしていきます!
キャットフード「キャットリート」の原材料を評価!
では「キャットリート」の原材料を見ていきましょう!猫ちゃんにとって良くないと思われる原材料は赤文字で記載してあります。
また赤字表示した原材料については個別に解説をしていきます。
穀類(とうもろこし、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、熟成かつお、フィッシュパウダー)、肉類(ミートミール、チキンミール、ポークミール)、動物性油脂、豆類(脱脂大豆等)、ビール酵母、粉末セルロース、たんぱく加水分解物、酵母細胞壁、植物発酵抽出エキス、ミネラル類(カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B6、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、ph調整剤、着色料(赤色102号、黄色4号、青色1号)
注意すべき原材料である赤文字が多くみられますね。
この赤文字表記された原材料については、なぜ注意が必要なのかなどをそれぞれ下で詳しく解説をしていきます。
とうもろこし、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール等
キャットリートの主原料は穀類(とうもろこし、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール等)となっています。
穀類は肉食動物である猫ちゃんにとっては適したものではありませんし、主原料が穀類であるキャットフードはなおさら適したものではないと言えます。
猫ちゃんに必要なのは肉類が主原料のキャットフードであって、穀類が主原料のキャットフードではありません。
また、とうもろこしや小麦はコストダウンのために格安のキャットフードに利用されますが、とうもろこしや小麦は猫ちゃんがアレルギーを発症しやすい原材料ですので避けた方が良いものであるといえるでしょう。
フィッシュミール、フィッシュエキス、フィッシュパウダー
穀類に続いて記載されているのが魚介系の原材料ですが、キャットリートに配合されている配合されている魚介系原材料は記載が曖昧な印象を受けます。
全て「フィッシュ」でまとめてしまってなんの魚かしっかりと表記されていないというのは曖昧な表記でありマイナスポイントです。
また、〇〇ミールというのは原材料を砕いて粉にしたというようなものなのですが、この記載だと本来食べられない部分を加工して食用にしたというような原材料である可能性があります。
このような原材料は、本来食べられる部位でないものを加工したものなので、栄養価が低い可能性もありますし、なるべく避けたほうが無難な原材料であるといえるでしょう。
ミートミール、チキンミール、ポークミール
原材料には魚介系に続いて家禽類の肉が記載されていますが、こちらも〇〇ミール系の原材料ばかりになっています。
上でも書いたように、ミール系の原材料は元々食用ではない部位を加工した栄養価が低い原材料である可能性があります。
例えば、製造コストを抑えるために、本来なら捨てられるような動物の骨や皮などの食べられない部位を無理矢理加工したものが使用されている可能性があるということですね。
猫ちゃんにとって肉類は最も大切な成分なので肉類の品質が怪しいというのは評価を下げてしまうポイントと言えますね。
豆類(脱脂大豆等)
豆類(脱脂大豆等)というのは文字通り大豆から脂肪分を除いたものなのですが、脱脂大豆は猫ちゃんにとって必要なものではありません。
単純にかさましで入れてあると考えられるので危険というわけではないのですが、必要なものを減らして脱脂大豆でかさましされているという点は評価を下げるポイントですね。
たんぱく加水分解物
たんぱく加水分解物はたんぱく質を化学処理によって加水分解して消化をしやすくしたものです。
消化しやすいというのはありがたいのですが、元々猫ちゃんは肉類の消化力が高いですし、化学処理に使用された薬品にどのようなリスクがあるのか不明なので注意が必要な原材料であると言えます。
赤色102号、黄色4号、青色1号
キャットリートには合成着色料が配合されていますが、猫ちゃんは食べ物を視覚ではなく嗅覚で判断するため、キャットフードの色は何色でも問題はありません。
合成着色料の中には発ガン性があるものもありますし、あえて猫ちゃんにとって百害あって一利なしの合成着色料を摂取させる理由はありません。
人間からはおいしそうに見えても、猫ちゃんには何のメリットもないですし合成着色料にはリスクもあります。
あえてそのような合成着色料が配合されているキャットフードは無駄なリスクをはらんでいるので避けるべき製品であるといえるでしょう。
ph調整剤
原材料には「ph調整剤」という記載がありますが、この記載ではphを調整するためにどのような成分を使用したのかわからないですし、あいまいな記載であると言えます。
腐敗を抑えるために強力な合成添加物が配合されている可能性もありますし、こういったあいまいな記載にはリスクがあるということを覚えておきましょう。
原材料まとめ
原材料を見てみると、穀類が主原料であることや、猫ちゃんにとって最重要の魚や肉類の品質があまり高くなさそうであることが分かります。
また合成着色料の使用などキャットフードに不要な成分がいくつか配合されいてるのも見受けられます。
キャットリートの原材料を全体的に見てみると、あまり良いキャットフードではないというような印象を受けてしまいますね。
キャットフード「キャットリート」の口コミ・評判を紹介!
ここからは「キャットリート」を使用している、もしくは使用したことのある飼い主さんたちの口コミや評判をご紹介します。
良い口コミと悪い口コミをそれぞれ数個ずつ項目を分けて掲載していきます。
キャットリートの良い口コミ・評判
我が家のグルメなわがまま猫ちゃんのお気に入り!
好き嫌いがはっきりしてる我が家の猫。
ねこ姫シリーズは大好きでもう3年近くほぼ毎日飽きずにたべていますが、ねこ姫と似たような感じでこちらもあげるとほぼ必ず食べてくれます。
コンパクトだしジッパータイプなので猫の非常食用にも保管してます。
たまには新しいものを
いつも同じフードばかりでは飽きるかなと思い、たまにですが目新しい商品をポチします。
新しいものに興味を持ってくれる子、味が変わると食べない子、と猫はいろいろです。
こちらのフードは特に問題なく全員が食べてくれて、思いのほか早くなくなりました。
国産なので安心
国産ということで。いろいろなフードを与えてみているので少量パックはよかったです。
キャットリートの悪い口コミ・評判
添加物がいらない
プレミアムフードを食べない子のために。ただ着色料などの添加物はいらないと思います。粒が大きく歯が悪いのであまり食いつきは良く無かったです
粒が大きくシニア猫には不向き
ちょい粒が大きい。うちのねこは高齢なのであまり相性がよくないみたい。吐出してた。
キャットリートの口コミ・評判まとめ
キャットリートの口コミ・評判は全体的に良く、特に「食いつきが良い」というような声が多く見かけられました。
中には食いつきが悪いという声もありましたが、グルメ猫ちゃん向けに開発されたということもあり、全体的に見ると好みに合う猫ちゃんが多いようですね。
しかしながら原材料はあまり良いとは言えませんし、口コミの中には着色料について疑問視している口コミも見つかりました。
いくら食いつきが良くても健康面に悪いものでは本末転倒ですし、キャットフードを選ぶ際には口コミや評判だけでなく、原材料をしっかりとチェックすることが重要であるということが分かりますね。
まとめ
今回はキャットフード「キャットリート」を原材料や口コミ、評判などから徹底的に評価させていただきました。
原材料やコスパなどから商品全体を評価すると、キャットリートキャットフードの総合評価は★☆☆☆☆(5点満点中1点)です。
主原料が穀類であること、肉類の品質が低いこと、合成着色料を使用していることなど難点が多く、原材料から判断するとオススメできるキャットフードではありません。
口コミや評判は良くても品質はサッパリというキャットフードも数多く存在しているので、原材料をしっかりと見て選ぶようにしましょう!
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