それほど有名ではありませんが、利用者に根強い人気のあるキャットフード「ゴールデンネックス(GoldenNex)」
ゴールデンネックスキャットフードは格安で利用しやすいということもあり、リピーターの多い商品です。
そんなゴールデンネックスキャットフードですが、原材料や口コミ・評判はどのようになっているのでしょうか?
今回の記事では、ゴールデンネックスキャットフードを原材料や口コミから徹底的に評価していきます!(この記事では「ゴールデンネックスお魚味ミックス 」の原材料や口コミを参考にしています)
キャットフード「ゴールデンネックス」の基本データ
参考価格 | 1,220円(amazon価格参照) |
内容量 | 2,000g |
生産国 | タイ |
肉類 | ×(フィッシュミール、ミートボーンミール、チキンミール等) |
穀類 | ×(小麦ふすま、とうもろこし等) |
合成着色料 | ◯(不使用) |
酸化防止剤 | ×(プロピオン酸) |
総合評価 | ★☆☆☆☆(6pt/25pt満点中) |
キャットフード「ゴールデンネックス」の基本情報は上のようになっています。
ゴールデンネックスキャットフードにはいくつかの種類があり、今回紹介している「お魚味ミックス」以外にも「お魚味とお肉味ミックス」「カツオ味・マグロ味ミックスヘアボールコントロール」などがあります。
基本情報をざっと見てみたところでは、使用されいてる肉類と穀類の品質や酸化防止剤として使用されているプロビオン酸も気になるところです。
品質には若干疑問を感じる部分もありますが価格は安く、利用をしやすいような価格設定になっています。
では、ここからは原材料についてさらに詳しく解説をしていきます!
キャットフード「ゴールデンネックス」の原材料を評価!
では「ゴールデンネックス」の原材料を見ていきましょう!猫ちゃんにとって良くないと思われる原材料は赤文字で記載してあります。
また赤字表示した原材料については個別に解説をしていきます。
豆類(大豆ミール等)、小麦ふすま、タピオカ、とうもろこし、油脂類(チキンオイル、パームオイル、サーモンオイル)、フィッシュミール、ミートボーンミール、チキンミール、コーングルテンミール、動物性たんぱく加水分解物、かつお・まぐろエキス、塩化ナトリウム、ビタミン類(A、D、E、K、C、B1、B2、B6、B12、パントテン酸、葉酸、ナイアシン、ビオチン、コリン)、ミネラル類(硫酸第一鉄、硫酸銅、硫酸マンガン、酸化亜鉛、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ化カリウム)、アミノ酸類(タウリン)、保存料(プロピオン酸)
豆類の大豆が主原料というなかなか珍しいキャットフードですね。
赤文字は注意すべき原材料なのですが、赤文字になっている原材料がいくつか見受けられます。
この赤文字の原材料についてはどうして注意が必要なのかということを以下に詳しく解説をしていきます。
豆類(大豆ミール等)
まずは主原料である「豆類(大豆ミール等)」についてですが、キャットフードにとって大豆ミールは主原料としては適したものではありません。
そもそも肉食動物である猫ちゃんにとって必要なものは大豆たんぱく質ではなく動物性たんぱく質です。
大豆と聞くと身体に良いものであるように感じますが、人間の身体と猫ちゃんの身体では構造が違い、猫ちゃんは大豆を上手く消化して栄養を吸収することはできません。
また、大豆の記載の後ろにある「ミール」というのも良いとは言えない表記で、大豆ミールというのは「大豆を加工して作った何か」というようなものです。
大豆ミールには原価を抑えるために、栄養価の低い大豆の搾りかすのようなものが使用されている可能性があります。
また、大豆ミールの後ろのついている「等」という記載は非常にあいまいで危険と言えます。
このような表記では原材料に何を使っているのか分からないですし、好ましくない原材料が入っていても分からないようになっているので好ましくない表記です。
小麦ふすま、とうもろこし
大豆ミールに続いて表記されているのは「小麦ふすま」や「とうもろこし」などの穀類系の原材料になっています。
上でも書いたように、猫ちゃんは肉食動物で穀類を消化吸収する能力が低いです。
なので、小麦ふすまやとうもろこしは猫ちゃんにとって好ましくない原材料なんですね。
また、小麦やとうもろこしは穀類のなかでも猫ちゃんがアレルギーを引き起こし安い原材料なので特に注意が必要です。
フィッシュミール、ミートボーンミール、チキンミール
ゴールデンネックスに使用されている肉類は「フィッシュミール」「ミートボーンミール」「チキンミール」などのミール系原材料です。
ミール系原材料は本来食用ではない部分を無理矢理加工して食用にしている可能性があり、そのような場合には栄養価が低いので好ましい原材料ではないと言えます。
特に「ミートボーンミール」は何かの動物の骨(ボーン)をミール状にしたもの、いわゆる肉骨粉であり食肉と比較して栄養価は非常に低いです。
猫ちゃんにとって最も重要な肉類がミール系であるというのは好ましくないキャットフードであるといえるでしょう。
動物性たんぱく加水分解物
動物性たんぱく加水分解物は動物性たんぱく質を化学的は方法で加水分解したものです。
こちらもミール系の原材料と同様に曖昧な表記であり、どのような動物のたんぱく質をどのような方法で加水分解して得られたものか不明なので注意が必要と言えます。
元々の使用した部位の栄養価が低い可能性もありますし、肉類系原材料の中でも好ましくない原材料の1つですね。
プロピオン酸
プロピオン酸は消防法における第4類危険物に該当する食品添加物で保存料として規定の量以下であれば使用可能です。
毒性がある食品添加物なので大量に摂取することは猫ちゃんにとって良いことではありません。
毒性のない天然系の保存料が使用されているキャットフードは多いですし、あえて毒性のある添加物が使用されているものを選ぶ必要はないように思います。
原材料まとめ
全体的に見てゴールデンネックスの原材料は猫ちゃんにとってあまり適したものではないという印象を受けます。
肉類の質が低くて配合量も少なく、豆類や穀類が多く配合されているというのはマイナスポイントです。
また、保存料としてプロピオン酸を使っているというのも良いことではないですし、ゴールデンネックスは原材料がイマイチなキャットフードであるといえますね。
キャットフード「ゴールデンネックス」の口コミ・評判を紹介!
ここからは「ゴールデンネックス」を使用している、もしくは使用したことのある飼い主さんたちの口コミや評判をご紹介します。
良い口コミと悪い口コミをそれぞれ数個ずつ項目を分けて掲載していきます。
ゴールデンネックスの良い口コミ・評判
ベストです!
安くて猫たちの受けも良く安心して与えられるキャットフードだと思います。
リピーターです
無添加で粒も小さめで、安心してあげれるので助かってます。
多頭飼いなので、喜んでリピしてます。
安くて助かります
この商品でこの価格は大変助かりました。安くて良い商品は信頼を生みます。
ゴールデンネックスの悪い口コミ・評判
我が家の猫は…
我が家には8匹の猫がいますが、凄く食いつきがいいとかそういうことはありません。いつも食べてる大容量のカリカリに慣れているせいかもしれませんが、半分の猫達はいつも残していました。もっとも食いしん坊の猫が残りはすべて食べてくれますが。今は元のカリカリに戻しました。
食いつきが良くない?
猫達には、美味しくなかったようです。いやいや食べていた感じです。商品の材質としては悪くないように思いましたが、脂っこさと匂いがよくない気がしました。
なぜか吐きます・・
なんでも食べる2匹で、この餌ももりもり食べるのですが、何故かこれに切り替えてから留守中に吐くようになりました。
食事の時間、量はいつもどおりなのでこの餌のせいとしか考えられないのですが。。
違うものを注文したので、これでどうなるか検証します。
ゴールデンネックスの口コミ・評判まとめ
ゴールデンネックスの口コミ・評判を見てみると全体的には高評価が多いですね(amazonでは評価3.5)
高評価をしている方の口コミ・評判を見てみると価格が安いというのを褒めている方が多い印象を受けました。
逆に低評価をしている方の口コミ・評判では食いつきが悪いというものや食べても吐いてしまうというような声が多くみられました。
まとめ
今回はキャットフード「ゴールデンネックス」を原材料や口コミ、評判などから徹底的に評価させていただきました。
原材料やコスパなどから商品全体を評価すると、ゴールデンネックスキャットフードの総合評価は★☆☆☆☆(5点満点中1点)です。
主原料に難点があり、使用されている原材料の質にも疑問があるためオススメできるキャットフードではありません。
猫ちゃんの健康は食べ物で決まると言っても過言ではないので、安全なキャットフードを選ぶことはとても重要なことです。
口コミや評判は悪くない製品であっても原材料はイマイチという製品は多いので、しっかりと原材料をチェックしてキャットフードを選ぶようにしましょう。
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