森永乳業株式会社の子会社である株式会社森乳サンワールドに販売されている「スーパーゴールド」キャットフード。
原産国がペット先進国のアメリカでであり、大手企業の子会社が販売していることもあって人気が高いキャットフードです。
「機能性成分を充実したプレミアムなキャットフード」というキャッチコピーで販売されいている製品ですが、原材料面から見た場合は良い製品と言えるのでしょうか?
今回の記事では、キャットフード「スーパーゴールド」を原材料や口コミから徹底的に評価していきます!(この記事では「スーパーゴールドチキン&ライス成猫用」の原材料や口コミを参考にしています)
キャットフード「スーパーゴールド」の基本データ
参考価格 | 2,376円(amazon価格参照) |
内容量 | 1600g |
生産国 | アメリカ |
肉類 | ×(チキンミール、サーモンミール等) |
穀類 | ×(米、コーングルテンミール、コーン等) |
合成着色料 | ◯(不使用) |
酸化防止剤 | ◯(トコフェロール、クエン酸等) |
総合評価 | ★★★☆☆(11pt/25pt満点中) |
キャットフード「スーパードライ」の基本的な情報は上のようになっています。
プレミアムキャットフードということで格安のキャットフードと比較すると価格は高いですね。
スーバーゴールドのブランド名で販売されているキャットフードには「チキン&ライス子猫用」「チキン&ライス成猫用」「サーモン&ポテト子猫用」「サーモン&ポテト成猫用」の4つがあります。
猫ちゃんのライフステージに合わせたりフレーバーを変えられるような多彩な商品展開をしています。
ですが、原材料面から見た場合にはスーバーゴールドキャットフードはいまいちな作りになっているという印象を受けます。
原材料ついて詳しく下で見ていきましょう!
キャットフード「スーパーゴールド」の原材料を評価!
それでは次に「スーパーゴールド」の原材料を見ていきましょう!猫ちゃんにとって良くないと思われる原材料は赤文字で記載してあります。
また赤字表示した原材料については個別に解説をしていきます。
チキンミール、米、動物性脂肪、コーングルテンミール、コーン、セルロース、チキンフレーバー、ビートパルプ、サーモンミール、卵、亜麻仁、イースト、魚油、食塩、イヌリン、DL-メチオニン、タウリン、乳酸菌、トマト、ユッカ抽出物、ラクトフェリン、ビタミン類(A, B1, B2, B6, B12, D, E, K, ナイアシン, パントテン酸, 葉酸, ビオチン, コリン)、ミネラル類(Fe, Zn, Mn, Cu, Co, K, Se)、酸化防止剤(トコフェロール, クエン酸, ローズマリーエキス)
原材料を見てみると赤文字表記が多いことが分かりますね。赤文字表記された注意が必要な原材料については以下に詳しく解説をしていきます。
チキンミール、サーモンミール
スーバーゴールドに使用されている主な肉類は「チキンミール」と「サーモンミール」です。
原材料の一番最初にチキンミールが記載されているので、肉類の配合量はそれなりに多いことが分かります(原材料は配合量が多い順に記載されるというルールがあります)
猫ちゃんは肉食動物なので肉類が主原料になっているキャットフードは良いキャットフードであると言えます。
しかしながら、「〇〇ミール」という原材料は可食部以外の部位を無理矢理加工して食用にしている可能性がある原材料なので注意が必要です。
本当に良いキャットフードの場合には「チキン生肉」などの肉の部位を使用していることが分かるように記載されています。
ということで、スーバーゴールドに配合されいている肉類の品質はそれほど高いものではなく、栄養価も低いものが使用されているのではないかと思われます。
米、コーングルテンミール、コーン
チキンミールの後ろには「米」「コーングルテンミール」「コーン」などの穀類系の原材料が複数記載されています。
上でも書いたように猫ちゃんは肉食動物です。なので大量の穀類が配合されたキャットフードは猫ちゃんの消化器官には良いものではありません。
特にとうもろこしや小麦は猫ちゃんがアレルギーを引き起こしやすい原材料で、スーパーゴールドにはとうもろこしが配合されていますね(コーングルテンミールとコーン)
ということで、穀類が多くに配合されていてかつとうもろこしを使用しているというのはマイナスポイントであると言えますね。
ビートパルプ
ビートパルプというのはビート(ダイコンの一種)に含まれる食物繊維の一種です。
食物繊維というといいイメージを持つ人も多いと思いますが、人間と猫ちゃんは食性や消化器官の作りが違うので人間と同等に考えてはいけません。
本来肉食動物である猫ちゃんにとって大量の食物繊維は必要のないものです。
また、食物繊維を大量に摂取することで便が固まってしまい、本来軟便になるような体調であっても変化が分かりにくくなるというデメリットがあります。
他にも、ビートパルプは加工時に協力な薬品が使用されている可能性があるります。
「絶対に避けるべき!」というレベルではないのですが、注意するべき原材料の1つであるということを頭に入れておきましょう!
食塩
猫ちゃんは人間と比較して消化器官がデリケートにできています。
特に猫ちゃんは腎臓が弱い生き物なので、食塩の大量摂取は良いものではありません。
もちろんペットフードを製造する側もそれは理解しているはずなので、食べてすぐに影響が出るほどの食塩量は添加していないでしょう。
ですが、避けられるリスクは避けるべきですし、原材料に「食塩」の表記があった場合には注意するに越したことはないでしょう。
原材料まとめ
主原料が肉類というのは評価できるポイントですが、肉類の品質に疑問があり穀類やビートパルプ、食塩の使用など疑問点は多いですね。
高級キャットフードでありながら原材料から見た場合にはあまり価格の高さに見合った製品ではないように感じます。
ということで原材料からスーパーゴールドを評価すると、品質・コスパ共に中途半端な製品であるという印象を受けました。
キャットフード「スーパーゴールド」の口コミ・評判を紹介!
では次に実際に「スーパーゴールド」を使用しているor使用したことのある飼い主さんたちの口コミをご紹介します。
良い口コミと悪い口コミをそれぞれ数個ずつ項目を分けて掲載していきますね。
スーパーゴールドの良い口コミ・評判
食いつきもトイレも良好!
チキンやターキー等の肉系が大好きなので、これはどうだろうと思いきってまとめ買いしてみました。
お皿が綺麗になるくらい、喜んで食べてくれたので良かったです!
フードによってはお腹を緩くする事も時々あるのですが、これはそんなことも無く、トイレ状態も良好でした。
愛猫用
尿結石と、慢性下痢を持つ子が居て、それぞれ療養食を食べてたんですが、偶然サンプルを貰い試したら、問題なく食べれる事が出来ました!!
現在は、一般食と混ぜて、3年目になりますが、問題もなく、病院も不要になりました!!
ペットショップ推奨
どのキャットフードがいいのか全く分からなかったのでペットショップでもあたえているというこちらのフードを購入しました。
半年経って飽きた様子もみられたので最近は缶詰(モンプチ)もまぜてあげていますが、なにしろ毛艶がとても良いです。
スーパーゴールドの悪い口コミ・評判
小粒で食べにくそう
粒が小さいからか、食べづらいみたい。
一緒に食べさせてる他メーカーのが
すきなようで、そっちが無くなれば
渋々食べる感じです。
プレミアムにしては安いものの
大好きなキチンなのに・・・。
成猫用なのに粒がベビー並に小さくて食べずらいです。
合成保存料や着色料は使ってないプレミアム系のフードで、品物は間違いないのですが・・・。これ以外にも同レベルのフードを5種類ほど試しましたが一番小粒で、我が家のリストからは即時に陥落しました。お値段がプレミアム系では比較的安く上位候補だったので残念です。
乳酸菌の効果は不明
うちの子は便日気味だったので乳酸菌入りのキャットフードということでスーパーゴールドを利用してみました。
数カ月利用を続けてみたものの、便秘は改善されず…
あまり食いつきも良くないので他のキャットフードに切り替えようと思います。
スーパーゴールドの口コミ・評判まとめ
かなり小粒なキャットフードということで口コミ・評判でも好き嫌いや食いつきの良しあしが分かれているようですね。
乳酸菌のシンバイオティクス効果に期待したもののあまり効果が得られなかったという口コミもいくつかありました。
他にも高級キャットフードということで品質に信頼を置いているというような口コミ・不要版も複数見かけました。
価格と品質は常に比例するわけではないので、しっかりと自分の目で原材料を確認してキャットフードを選ぶことが重要ですね。
まとめ
今回はキャットフード「スーパーゴールド」を原材料や口コミ、評判などから徹底的に評価させていただきました。
原材料やコスパなどから商品全体を評価すると、スーパーゴールドキャットフードの総合評価は★★★☆☆(5点満点中3点)です。
肉類が主原料であるというところは評価できますが、とうもろこしの配合やビートパルプ、食塩の添加など気になるところも多いです。
また、価格の割には品質の高さを感じないというコスパの悪さも気になるところです。
ということで、原材料やコスパなどを総合的に見てスーパーゴールドはオススメすることはできないキャットフードであると感じました。
以上、「スーパーゴールド」キャットフードを原材料や口コミ・評判から徹底評価!でした!
コメントを残す