日清製粉グループ企業である日清ペットフード株式会社から発売されている「懐石2dish」。

食品会社としては超有名な日清ですが、キャットフードの品質はどうなのでしょうか？

期待を込めつつ…今回は「懐石2dish 海のおいしさ 瀬戸内の小魚ペア」を徹底評価していきます！

懐石2dish（猫用）の基本データ

「懐石2dish」は１つの箱に複数のトッピングをブレンドしており、猫ちゃんが飽きずに食べられるように工夫されています。

種類自体はさほど多くはないのですが、小分けで分包されていたり、脱酸素剤入りで酸化を防止していたりと「さすが食品メーカー！」といったこだわりが施されています。

また日清ペットフードの公式HPには、ものづくり・健康へのこだわりや製造工程、愛猫との暮らしサポートQ＆Aなどが掲載されています。

さて、随所にこだわりが感じられる「懐石2dish」。肝心の原材料はどうなのでしょうか？

次項で詳しく見ていきましょう。

懐石2dish（猫用）の原材料を評価

では「懐石2dish 海のおいしさ 瀬戸内の小魚ペア」に使用されている原材料を見てみましょう。

また、気にかかる原材料については赤文字で表記しています。

穀類（とうもろこし／中白糠／コーングルテンミール／小麦粉／ホミニーフィード）／肉類（ミートミール／チキンミール）／魚介類（フィッシュミール／いりこ／フィッシュパウダー／かつお節／かにかまチップ）／動物性油脂／大豆ミール／オリゴ糖／野菜類（キャベツパウダー／にんじんパウダー／ほうれん草パウダー／かぼちゃパウダー）／ミネラル類（カルシウム／リン／カリウム／ナトリウム／塩素／鉄／銅／マンガン／亜鉛／ヨウ素）／ビタミン類（A／D／E／K／B1／B2／B6／パントテン酸／ナイアシン／葉酸／コリン）／アミノ酸類（メチオニン／タウリン）／食用黄色5号／食用赤色3号／食用黄色4号／食用青色1号／食用赤色102号／紅麹色素／酸化防止剤（ローズマリー抽出物）

猫ちゃんにとっては重要性の低い穀類が多く使用されている点、不透明代表格ミール・パウダーの使用、動物性油脂の使用、発ガン性などが示唆されている合成着色料の使用が気にかかります。

食べて今すぐに健康に影響が！というわけではありませんが「よくわからないもの」を猫ちゃんに与えるのは抵抗がありますよね。

よくわからないものが配合されていない安全性の高いキャットフードも存在しているので、あえてこのような製品を選ぶメリットは少ないように思います。

懐石2dish（猫用）の口コミ・評判！

次に「懐石2dish 海のおいしさ 瀬戸内の小魚ペア」を購入した方々の口コミ、評判を紹介させていただきます！

80g×４個の小分け包装で、脱酸素剤がすべてに入っているのが、とっても助かってます
空気を抜きながら食べ残しの袋の口をしっかり締めておけば、残りを翌日、翌々日にあげてもうま〜いとやっています。小海老や小魚は、口当たりが悪いのか、よくお皿に残っています。

猫が大好きです。お前らどんだけ食べるんだというくらい食べます。

うちには猫が3匹いますがみんなコレが大好きです。小分けになっているのでいつも新鮮で良いです。

猫の食事に発ガン物質混ぜて見栄え良くして‥本当に猫が大事なら成分表確認して！

開封すると、お魚のすごくいい香りがします。これをあげる前はカルカンのドライフードあげていましたが、これが気に入ったようで、めっきり食べてくれなくなりました。

これっって、ひょっとしたら消化悪いかもです。毛玉対応のほうがいいのかな。次は見合わせようと思いました

ドライフードに少し混ぜてあげようかなと思って購入しました。お値段が高いのでおやつにあげてもいいかな♪

中身が４つに分かれていて湿気らないうちに食べられます。かなり美味しい様子です。

一袋づつ小分けされていて開ける度に新鮮です。

猫ちゃん、お皿に入れる音で、全員の猫ちゃんが並ぶほど大好きなカリカリでしたので大量買いしましたが、今は、又、最近買ったカリカリに夢中で、食べてくれません

小分け分包である点、脱酸素剤入りでフードの劣化を抑制している点、この２点がとても好感度が高いようです。

高評価の口コミが多くある中で合成着色料の添加や消化の悪さを指摘しているユーザーもいました。

これに関しては決して無視できない意見だと思います。

まとめ

以上、日清ペットフード「懐石2dish」の口コミ・評判をまとめさせていただきました。

原材料やコスパなどから商品全体を評価すると、懐石2dishの総合評価は★☆☆☆☆（5点満点中1点）です。

口コミでもわかる通り、小分け分包や脱酸素剤の使用は多くの方々に高評価を得ており、さすが日清は食品に関して一日の長があるなと感じました。

こだわり盛りだくさんの「懐石2dish」ですが、原材料に関しては低評価をつけなければならないのが残念です。

メーカーのこだわりが見え隠れする感じは個人的には好きですが、原材料が穀類メインであったり合成着色料を添加しているのはやはりオススメできません。

「とことんこだわったキャットフード」こそが飼い主さんや猫ちゃんにとって「最良のキャットフード」ですからね。